■Vol.15 No.23 通巻325号 2018年12月5日発行
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(大野修嗣編著. 漢方学舎実践編1臨床カンファレンス実体験. 源草社, 2016より引用改変)
 本コーナーでは、『漢方学舎 実践編1 臨床カンファレンス実体験』(大野修嗣、源草社、2016年)で掲載された出題・解答・カンファレンスをQ&A形式で紹介します。
 編著者の大野修嗣先生(大野クリニック)は、平成17年よりWeb上で「大野塾」という漢方を学ぶサイトを開設されています。大野塾での興味深い症例検討を前述の書籍にまとめられています。このたび、本書からの転載をご許可いただき、その一部を小誌で連載させていただくことになりました。
 「漢方医学を習熟するコツの1つは実際の臨床の中で豊富な使用経験を積むことである〜(中略)〜毎月筆者が症例を演習問題と提示して、会員の先生方がその症例についてカンファレンス形式で解答に近づくという趣向である」(本書序文より)。

 症例とカンファレンスをご一読いただき、実際に用いられた漢方薬を検討してみましょう。解答ボタンを押すと、処方された漢方薬、解説・質疑をご覧になれます。

No.7 吃逆

Q7. 吃逆

下記の症例に用いられた処方を検討してみましょう。

症例 85歳、男性

[主 訴]吃逆
[既往歴]逆流性食道炎
[家族歴]特記事項なし
[現病歴]X年8月6日からしゃっくりが止まらなくなり、近医受診。内視鏡検査にて食道下部の発赤が認められ、ファモチジン(20mg)2錠、消化酵素複合剤3C、テプレノン3C処方された。

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