■Vol.15 No.19 通巻321号 2018年10月10日発行
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No.89 術後の味覚障害

(漢方トゥデイ 2016年8月10日放送より転載)
神吉佐智子先生
大阪医科大学 心臓血管外科 助教
神吉 佐智子 先生
(ご所属は放送当時のまま記載いたしております)
  • 本記事はラジオNIKKEIで放送された医学情報番組「漢方トゥデイ」から転載しています。
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心臓血管外科診療における漢方薬の有用性

 私は大阪医科大学病院の心臓血管外科に所属し、日々、心臓弁膜症や、狭心症、心筋梗塞、大動脈瘤などの診療に携わっています。患者さんは、平均年齢70歳前後と比較的ご高齢で、高血圧、糖尿病、脂質異常症など、手術前からさまざまな併存疾患をお持ちの方が多いです。手術はほぼ全例で全身麻酔を行い、術後はICUで管理します。多種の薬剤を使用しますが、回復を早め、合併症を避けるためにも、可能な限り早期に離床し、リハビリテーションを行っています。食事、排泄、睡眠、運動は、免疫力を保ち自然治癒力を高めるためにとても大切です。

 ところで、循環器領域、さらに外科領域で漢方薬の役割があるのか? と思われるかもしれませんが、術後管理では漢方治療的な養生を適切に行うことが回復度合いに大きな差を生みます。術後に食欲が出ない時や、排便のコントロール、不眠やせん妄に対して漢方薬はとても使いやすいと感じています。外来ではこれらに加えて、さまざまな症状や訴えにあわせて処方するので、患者さんに喜んでいただいています。

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