■Vol.15 No.15 通巻317号 2018年8月8日発行
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No.399 【産婦人科漢方医が目指すもの】不妊漢方外来の実際

中山毅先生
中山 毅  プロフィール
浜松医科大学医学部附属病院 産婦人科
 浜松医科大学産婦人科の中山 毅です。第4回目は「不妊漢方外来の実際」という内容でお話をさせていただきます。2013年から俵IVFクリニック(静岡市)にて取り組んでおります、不妊漢方外来の経験に基づいた処方の考え方、そして実際につき説明をさせていただきます。
人参/黄耆
※写真は補中益気湯の構成生薬の一部です。

寺師睦宗先生が提唱された子宮苗床論

 10年ほど前、寺師睦宗先生の勉強会に参加したことがあります。寺師先生は近代不妊漢方の礎を築かれたエキスパートでおられます。大変気さくな先生で、初対面にも関わらず、熱心にご指導を賜りました。特に印象に残るお話が、不妊患者に対する処方のポイントです。「とかく女性の卵巣機能不全に対して、産婦人科医は当帰芍薬散を頻用する傾向がありますが、当帰芍薬散などの血虚の処方を考える前に、必ず脾胃虚(胃腸虚弱)の有無をチェックしなさい」というお話でした。

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