■Vol.15 No.15 通巻317号 2018年8月8日発行
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No.12 精神的要因から薬物乱用頭痛に陥った症例 ~気逆~

大野修嗣先生
大野修嗣  プロフィール
大野クリニック 院長

 前回まで医学として現代医学と異なった漢方の特質をご覧いただいた。西洋薬は科学的根拠をもとに創薬され二重盲検試験を経て薬として承認される。ただし治験の結果だけでは臨床にどれほど役立つものか短絡できないことが指摘されはじめている。漢方薬は患者の訴えから生まれ、数千年の時を費やし、リアルワールドの場で磨き続けられている薬であると認識できる。すなわち今、この時代にも西洋医学的病態認識をも取り込んで進化し続けている医療技術であると見做すことができる。

 自営の会社経営者。時計はエルメス、レイバンのサングラスで強面である。営業の一環とかでゴルフ三昧の毎日を過ごしている。健診で高尿酸血症、高血圧、高コレステロール血症を指摘され、近医通院中。仕事上の付き合い、ストレスでアルコールを多飲しているが、奥様の助言でタバコはやめた。診療中も同席している奥様の意見が優先されている。

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