■Vol.15 No.11 通巻313号(2018年6月13日発行)
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No.10 熱中症により発熱・悪心・嘔吐・軟便を訴えた中学生 ~水毒~

大野修嗣先生
大野修嗣  プロフィール
大野クリニック 院長

 気候変動が気にかかる昨今、体調を崩すのは高齢者に限ったことではない。低気圧など気候の影響に起因した種々の症状に悩まされることは日常茶飯事である。気候の人体への影響に対して西洋医学の認識は希薄といわざるをえない。漢方は臨床現場から生まれた医学であり、これらの病態に対応する術を具えている。

 小学4年生のときに家庭内の問題で不登校となったが、深刻な状況にまでは至らなかった。中学に入学してサッカー部に入部。夢中になってサッカーをしている。不登校はすでに解消した。

 症例:10代、男児
 主訴:悪心・嘔吐

 既往歴: 不登校
 現病歴: 5日前からサッカーの夏合宿に参加。レギュラーに抜擢されて夢中で毎日汗をかいた。最終日に悪心・嘔吐が出現。帰宅後38.7℃の発熱が出現。翌日に来院した。

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