■305号(2018.2.14)
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季節性の疾患 花粉症(アレルギー性鼻炎)と漢方 No.1

石毛達也先生
石毛 達也
北里大学東洋医学総合研究所 漢方診療部
[ご略歴]
平成12年より東京医科歯科大学耳鼻咽喉科頭頸部外科
千葉県国保旭中央病院、土浦協同病院などを経て、
平成23年より北里大学東洋医学総合研究所
耳鼻咽喉科専門医、漢方専門医

花粉症(アレルギー性鼻炎)治療に対する漢方治療の位置づけ

 1960年後半からアレルギー性鼻炎は増加し、近年では花粉症の増加が著しくなっています1)。アレルギー性鼻炎・花粉症の疫学調査によると、患者人口は日本全体の26.5%で、1998年の16.2%と比べ10%以上も増加していると報告されています2)。それと同時に新薬の開発や舌下免疫療法など新しい治療法が認可され治療方法が多様化してきております。花粉症(アレルギー性鼻炎)では、くしゃみ、鼻漏、鼻閉などの典型的な症状に加えて、頭痛、倦怠感、不眠等の随伴症状もあり、患者のQOL(Quality of Life:生活の質)を低下させます。患者の苦痛としている症状を把握して、生活環境も考慮しながら患者ごとに最適な治療方法を選択する必要があります。漢方治療では漢方単独あるいは現代医薬と併用することで、個々の症状や状態に合わせた治療法を提供できる利点があると思います。

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