がん治療に漢方ができること

がんと漢方について

近年、がん治療における漢方の効果について科学的な検証とともに結果が報告されています。しかし、がん治療の主役はあくまでも西洋医学です。漢方だけでがんを抑制することはできません。漢方を過信しすぎることなく、抗がん剤や外科手術、放射線治療の手助けとして効果的に漢方を使うことで、よりよい医療が実現できるのです。

がん治療における漢方の役割について

がんの治療中も治療後も、患者さんの生活の質を維持・向上させるためには、一つ一つの症状だけでなく、全身の状態や気力の充実までをも考慮した全人的な医療が大切です。漢方はこうした全人的アプローチを基本とした治療法で、がん患者さんの生活の質を守るのに適した手段として期待されています。

がん治療に伴う有害事象に漢方

QLifeが2013年3月に発表した「抗がん剤の副作用とその軽減方法」に関する大規模患者調査では、抗がん剤を使用した患者さんの約9割が「惓怠感・疲れ」「食欲不振」「嘔気・嘔吐」等の副作用を経験しながらも、その副作用を軽減するための薬を処方されたのは54%という結果が出ています。
こうした、抗がん剤治療における食欲不振や口内炎、しびれなど副作用の軽減や、体力・気力の維持、西洋薬で治しきれない症状に漢方薬が使われています。
漢方薬には副作用がないと考えられがちですが、これは誤りです。漢方薬も薬ですから副作用がでることもあります。
患者さんの症状と全身症状をみながら漢方の処方を決め、その一方でがん治療を継続するには、医師の専門能力と経験が欠かせません。そこに患者さん自身の治療に取り組もうという意欲が加わり、はじめてがん治療は前に進むのです。医師との良好なコミュニケーションを育て、共に治療に取り組もうとする姿勢が大切です。漢方を上手に取り入れ生活の質を維持し、より豊かな人生をお過ごしください。
このサイト「がんと漢方.jp」は医療関係者向け専用サイトとなっておりますので、一般の方は以下でご紹介する漢方関連情報が豊富なサイトをご利用下さい。

一般の方へ

(※外部サイトにジャンプします)

がん治療における漢方の役割について知りたい方

  • QLife漢方
    『漢方薬』の効果や効能、医学的・科学的情報をわかりやすく解説。おすすめコンテンツに「がん治療と漢方」があります。
  • フォーラム がんと生きる 日々進化するがん治療とその副作用への対処法など、最新の医療情報と、本人に寄り添う支援のありようについて、医療従事者、当事者、支援者の方々を交えて、がんとどのように向き合うかをテーマにした市民公開講座の案内サイト。(2013年実施分は終了しています)
    NHKエンタープライズ、読売新聞主催

漢方について知りたい方

  • Kampo view 漢方を分かりやすく解説するサイトです。症状別の漢方治療、漢方の基礎知識、漢方薬を処方する医師へのインタビュー、タレントのエピソード、女性の心身の不調・トラブルの解説など。
  • 株式会社ツムラ 漢方製剤製造・販売会社です。「漢方について知りたい」「品質について知りたい」「検査体制について知りたい」「ツムラについて知りたい」などのコーナーがあります。

参考情報

  • NPO法人 みんなの漢方 「もっと漢方のことを知りたい! もっと漢方のことを話したい!」と思う人たちが集まる口コミ投稿サイト。みんなで、漢方について気楽に語り合い、漢方についての正しい情報をシェア。

漢方を処方できる医療機関を探している方

  • 漢方のお医者さん探し 漢方を処方出来る医療機関を検索できる日本最大規模のデータベース(9000件弱)をほこっています。
  • QLife漢方Clinic 実践的なデータベース情報が詰まっているサイトです。
    漢方処方を行っている病院の検索や、病院で処方される漢方薬の効果や副作用や使用上の注意などを調べられます。


TOP